IBM

いろいろ聞かれたので。

とりあえず、ここ嫁。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/08/news049.html
なかなかいいことかいてる。it mediaにしてはすばらしいw。

ここに書いてないことをいくつか書いてみようかな。

PC事業売却ってのは、だいぶ前から言われていたことで、別に突然ってことじゃない。リーク⇒発表の流れが早かったから、突然に感じるだけで。事実、どっかのアナリストもこのことは予言してたし。

で、なぜ中国かといわれれば、なかなか難しいんだけど、多分あそこが一番いい条件を出したからだろうな。ってのは当たり前だけど、いい条件を出した理由は、中国がいま世界で一番成長が見込める市場だからというのは大きな原因としてあると思う。前年比200%だったか、それぐらい。売却先の聯想にとっても、IBMを買収すれば、中国でのシェア一位二位(ソース見つからないから、違うかも)をあわせれば、ほぼ独占状態で、成長が見込める市場で独占できるほどすばらしいことはないのはMSの例を見てもわかる通り。日本の一部企業にも、オファーは来たみたいだけど、あそこを変えるほど元気な企業は日本にはないでしょうな。数年後赤字になるのは目に見えてるし。赤字企業といえば、増資とM&A株式分割を始めとするベンチャー企業ノウハウを、22世紀のひみつ道具のように使いこなすライブドアあたりが買ってくれたらいろんな意味で面白いけど、桁が2つ違うなw。

長くなったけど、要は、今のPC産業は落ち目で、デル以外は全部負け組でお互い刺すか刺されるかの殺伐とした状況であることを留意してもらいたい。

で、みなさん品質について心配してるだろうけど、間違いなく下がるだろうね。聯想側の経営陣がどんな考え持ってるかにもよるけど、どうせ、彼らは中国市場をメインにしていくだろうから、他国は軽視されると思われ。マーケティングとかそういうのはしないだろうなw。品質も中国スタンダードに落ちるだろうな。とはいっても、このままIBMに残っても、上の記事にもあるとおり、コストダウンのために品質が落ちるのは目に見えてるから、結果としてほとんど変わらないとは思うけど。かつてのソニーが今のソニーみたいに。まああれは経営陣が激しく無能なせいもあるけど。

んで、これからどうなるかといえば、予言書によれば次はHPかな。ただあそこは、いろいろあるから、いろいろごたごたがあるかも。上の記事にも書いてるけど。日本企業も結構やばいぞ。富士通あたりがやられちゃうかも、というか、あそこは本体がやばいしな。ある意味で平成不況の原因を作った企業だし、責任を取って韓国に売られて償うのもいいかもしれない。あとは、マーケットへの影響って言うか、どう反応を示すかだけど、そういうのはプロにでも聞いてクレイ、といっておこう。。。

と、あえてこっちに書いてみるテスツ。質問はメールでどうぞ。